37.PC桟橋技術マニュアル(2010年版)

 近年、港湾構造物へプレストレストコンクリート(以下、PC)技術を導入している事例も増加傾向にあります。その代表的な構造物がPC桟橋であり、プレストレスを導入することによるひび割れの抑制は、海洋環境下によっても優れた耐久性を有しております。
 また、型枠・支保工やコンクリート工などの現地施工が短縮されるため、施工中の気象海象の影響を受けることも少なく、急速施工が可能で安全面でも優れた特徴があります。海洋立国を目指す日本において、良質な社会資本を整備し後世に残すためにも、PC桟橋のさらなる普及が望まれます。
 平成19年4月に施行された「港湾の施設の技術上の基準」では、設計体系が仕様規定型から性能規定型に大きく改定されました。性能は供用期間中全てに規定されるため、構造物の維持管理の重要性も強調されました。平成15年10月刊行の「PC桟橋技術マニュアル」は一部、性能規定を取入れていました。
 このたび、全面的に上記技術基準に準拠するよう改訂することとし、また、維持管理に関しても詳述することとしました。さらに、資料編では設計実務者に役立つように2例の設計例を掲載し、技術基準に準拠した設計法が容易に理解できるように記述するとともに、計算の詳細はCDに収録しました。また、PC桟橋の製作・施工に関しても、新たな知見や施工事例を追加しています。
 今後、PC桟橋の設計・施工において本マニュアルが有効に活用されるものと確信いたしております。

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僅少 平成 22 年9月発刊 A4 / 276ページ  8,382円 (税込)
(本体7,620円+消費税762円)
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