洋上風力発電設備に係る海底地盤の調査及び評価の手引き

海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律の施行や洋上風力産業ビジョン(第1次)」で洋上風力発電の導入目標が設定されたことにより、現在、全国各地の適地では、具体的な洋上風力発電事業が計画・検討されています。
一方で、洋上風力発電設備はこれまで建設実績の多い港湾構造物と異なり、気象・海象条件が厳しい大水深の海域に設置されます。また、洋上風力発電設備の設置間隔は最低でも数百メートルになり、設置範囲も広範囲になるものと想定されます。このため、通常の港湾構造物で採用される海底地盤調査の考え方を、洋上風力発電設備へそのまま適用することが難しい場合もあります。
このような背景をふまえ、一般財団法人 沿岸技術研究センターと一般社団法人 海洋調査協会は、洋上風力発電設備に係る海底地盤の調査及び評価をより効率的に実施し、安全で経済的な設計を可能とすることを目標として、「洋上風力発電設備に係る海底地盤の調査及び評価の手引き」を作成し、発刊するに至りました。
本手引きは、必ずしも地盤調査を専門としない技術者に、洋上風力発電設備の設計のための海底地盤調査の全体像を説明することに主眼を置き、全4章から構成されております。

  令和 4 年12月発刊 A4 / 221ページ  6,000円 (税込)
(本体5,455円+消費税545円)
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