20.鋼コンクリートサンドイッチ構造沈埋函を対象とした加振併用型  充てんコンクリートマニュアル

近年、我が国における港湾の整備環境は、厳しい財政事情による建設コストの縮減、熟練技術者の不足による大幅な省力化や合理化が求められています。
このような中、当センターでは、港湾整備におけるコスト縮減、施工の合理化などの観点から、平成11年度より「鋼コンクリートサンドイッチ構造沈埋函用 加振併用型充てんコンクリート(以下、充てんコンクリート)」の検討を開始しました。充てんコンクリートは、スランプフローが500mm程度の高い流動性や材料分離抵抗性を有し、内部振動機による補助加振のみで所要の充てん性と硬化コンクリートの品質が発揮できるコンクリートです。充てんコンクリートは、ポンプ圧送実験や鋼コンクリートサンドイッチ構造沈埋函の実大モデルによる充てん性の確認実験により高い流動性および材料分離抵抗性が確認されています。
当センターでは、充てんコンクリートの研究から得られた多くの研究成果に新たな実験による知見を加え、『鋼コンクリートサンドイッチ構造沈埋函を対象とした 加振併用型充てんコンクリートマニュアル』を発刊することとなりました。
本マニュアルでは、充てんコンクリートに関する設計や施工にかかわる留意点・注意事項に関しても具体的に記述し、資料編では配合設計例および実験事例を収め、実務者により理解されやすいマニュアルとなっており、鋼コンクリートサンドイッチ構造沈埋函の設計、施工に活用され、港湾構造物の建設に貢献するものと確信しています。

  平成 16 年2月発刊 A4 / 146ページ  6,286円 (税込)
(本体5,715円+消費税571円)
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