43.港湾・空港における 深層混合処理工法技術マニュアル

深層混合処理工法(CDM工法)はその誕生以来すでに40年近くが経過し、港湾、空港での実績のほか、陸上での盛土の安定・沈下対策、液状化対策等にも幅広く用いられ、様々な地盤改良技術の向上が図られてきています。また、設計については、多くの実験的・解析的研究や現地での実績から得られた知見に基づく設計法が確立され現在に至っています。
当センターは、平成11年4月に安全率法や許容応力度法を用いた「海上工事における深層混合処理工法技術マニュアル」を発刊し、平成20年7月には平成19年度の「港湾の施設の技術上の基準・同解説」の改訂を受け、「海上工事における深層混合処理工法技術マニュアル(改訂版)」を発刊しています。
今回の改訂では、平成7年の兵庫県南部地震、平成16年の新潟県中越沖地震、平成23年の東北地方太平洋沖地震などを契機とした、港湾や空港施設の耐震化に対するニーズの高まりに応じ、CDM工法を液状化対策として用いる場合の設計法について新たな節を追加しています。
本マニュアルは、「港湾の施設の技術上の基準・同解説」(日本港湾協会、平成19年9月発刊)の参考図書として位置付け、最新の研究成果をとりまとめたものであり、CDM工法の設計・施工に携わる技術者の方々に有効に活用されるものと確信しています。

絶版 平成 26 年10月発刊 A4 / 326ページ  6,600円 (税込)
(本体6,000円+消費税600円)
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