46.港湾・海岸におけるフラップゲート式陸閘技術マニュアル

平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、陸閘や水門の閉鎖に従事された多くの操作者の尊い命が失われました。
このような悲劇を二度と起こさず、陸閘や水門を安全かつ確実に閉鎖するため、陸閘の統廃合や常時閉鎖、自動化や遠隔操作化が進められています。
フラップゲート式陸閘は、津波・高潮時に浸水時の浮力を利用して扉体が旋回起立することで防潮堤開口部を自動的に閉鎖する新しい形式の陸閘であり、フラップゲート式陸閘は、以下の特徴を有しています。

・ 人が操作を行う必要が無く、操作者が危険に曝されることがない。
・ 電力等の動力を必要としないため、停電時でも作動する。
・ 津波到達直前まで、避難路として使用可能である。
・ 遠距離地震津波や高潮に対しては、事前に、人力により簡易に起立することが可能である。

本マニュアルは、フラップゲート式陸閘の設計、施工、維持管理等について示しております。本マニュアルが、海岸保全施設および港湾施設に設置される陸閘を設置する際の一助となり、操作者の安全確保と地域の防災・減災に寄与することを期待します。

  平成 28 年7月発刊 A4 / 131ページ  6,000円 (税込)
(本体5,556円+消費税444円)
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